12月16日、初めて訪ねた街の大学にて昇空館の合同稽古が行われました。

体育館武道場の床はシンシンと冷え、そのため足袋を履いている人も・・・ 

寒いとはいえ、でも、稽古はバッチリ真剣モードでこなしました。

なぜなら、始まりの礼の直後、来年は2つの大きなイベントがあるとの告知があったからです。

そのニュースに身が引き締まり、思わず稽古に熱が入ったのでした。

伝統文化としての空手と古武道

ニュースの1つめは、2月に他会派との古武道の交流演武会が予定されていること。

空手道場はあまたあれど、古武道を取り入れている道場はほとんどないため、ぜひ古武道を広めていこうとの趣旨から他の会派との交流としての演武会開催となります。

武道大会というと、優劣を競うものがほとんどですが、これからの昇空館は空手と古武道を、日本の誇るべき伝統文化ととらえて、それを広めていくために演武会の数を増やしていくとの発表がありました。

我が昇空館が競技に重きをおかずに演武中心の選択をする・・・そんな日が来たことに、わたしとしては感慨深いものがあります。

武術といえば、かつては闘うためのもの、勝たなければ意味がないもの。

それゆえ、昔は「道場破り」なんてことがあって弱い道場は看板を持って行かれるなんてシーンを映画で見たこともありましたが・・・

闘って勝つことを目指す空手や古武道から視点を大きく広げ、伝統文化のひとつとして技の習得に励んでいく。勝ち負けだけが空手ではない世界がやっと訪れつつあります。

<動く禅>へ向かう空手と古武道

わたしが50歳ちょうどで空手を始めた頃はまだ競技空手が主流の時代でした。

そんな中にあって、わたしは競技そのものにはあまり関心がなく、型を演じることが大好きでした。勝敗を目指すのではなく、ただひたすらに演じることに没頭する・・・そのことが好きでした。

型を演じていると無心になれます。じつはそれはマインドフルネスに通じる世界でした。

一般に認知されている以上に、空手の効用には様々なものがあると思います。

ー健康のための活用
ーメンタル強化への応用
ーマインドフルネスとしての取り組み…などなど

伝統文化から発展させて、これからは空手や古武道が<動く禅>として、社会に大きく貢献できる時代になると感じています。

今後の空手古武道の発展がにわかに楽しみになってきました。

古武道世界大会2019の開催

2つめの寝耳に水のようなニュースは、来年、沖縄にて古武道世界大会が開催されることになったことです。

聞いた瞬間、「うわぁ、大変な課題が増えた!」と、心の中で思わず叫びました。

前回は2015年の開催でしたが、のんびりモードの沖縄のことだから、多分もっと後の開催になると踏んでいたのです。しかし、きっちり4年後に入れてきました!!

3年前の世界大会では、私は壮年女子サイの部門で3位という結果だったのです。

女子古武道仲間とともに記念撮影(2015年)

昨年痛めた右手首がまだ完治しておらず、時々痛むのですが、でも開催されるとなれば、参加したいと思います。

競技としての古武道ではなく、私の参加理由はこれです。

「その時の自分を越えたい!!」

生涯武道として、体が動く限り空手と古武道をやっていきたいわたしです。